アラサー妊婦、オランダへ移住🇳🇱

備忘録。すべてが未知の挑戦です。

妊婦生活。妊娠発覚〜妊娠10週

 

 

今回は私の妊娠に至るまでの経緯を書き留めたいと思います。

 

 

 

オランダ滞在も2ヶ月が過ぎましたが、気温30度以上の夏はほぼ経験したことがない雪国育ちのため、連日35度のオランダはとても身体的にも厳しくて、夏バテとはこのことか。日本食が恋しくなってきて胃が受け付けないのかな?くらいにか思っていませんでした。でもお米、アイス、果物は美味しく食べることができたので数日ほぼそれで過ごしていました。

 

 

 

ですが普段遅れたことがない生理が1週間来ていないことに気づき、パートナーに相談したところ、お互いに動揺していましたが冷静にまず検査をしようと言ってくれました。結果は、はっきりと陽性。今後のことを考えると不安もありましたが、少しタイミングが早まっただけと考え私たちは新生活、出産に向けて前向きに歩き出しました。

 

 

 

自分の計算では発覚時、計算では妊娠5、6週。日本では初診の時期ではありますが、オランダでは8週以降が通常で、もし行ったとしても時期早々で帰されると聞いたからです。

 

 

 

オランダ滞在中にパートナー側の家族には伝えしました。何度か家に泊まらせてもらっていたので、顔馴染み。オランダ語はまだよく聞き取れないし、話すことはもっとできないですが、すでに家族として優しく迎え入れてもらっている感じは伝わって来ていたし、みんな祝福してくれました。勝手な思い込みかもしれませんが、オランダ人はとても家族間のつながりを大切にする人種だと思います。

 

 

 

今後オランダのパートナービザを取得し、出産前までに私のオランダ移住を成功させようと話し合いました。異国の地での生活、初めての出産で嬉しさや楽しみも、そして不安もありますが、私たちが同じ場所にいて、生まれてくる子供を迎えることがいま最も重要であり、協力的な家族のサポートもすでに実感しているので、不安はあれどことを決めました。

 

 

 

とは言え、妊娠発覚時の滞在でビザ申請は手遅れのため、一時帰国はしなければなりません。加えてコロナ禍の為、帰国してからは空港検疫、2週間の自己隔離が義務付けられていました。帰りの飛行機も30人程度しかいなく、検査もスムーズに進められ、事前に予約していたタクシーに乗り、ウィークリーマンションで2週間待機を過ごします。

 

 

 

初めての妊娠でとても不安だったため帰国してから帰国者相談センターへ連絡しました。待機中に産婦人科を受診できるもなのか問い合わせましたが、その時点では妊娠8週、まだ緊急を要さないとの判断。出血や腹痛などない限り、受診はできないと言われてしまいました。考えてみれば当たり前ですよね。。でもこの時誰かにこの状況を聞いてもらうだけでも安心しました。私にとっては妊娠初期の1日、1日がとても長く感じたのです。

 

 

 

幸い、そのような不調なかったので待機後に札幌へ帰省してから地元の婦人科で初診をする事になりましたが、待機中のつわり症状が本当に孤独で辛かった。。。

 

 

 

時間だけはあったので、「妊娠初期」「つわり」「流産」の検索魔にはなってしまうし、精神的にまいってしまっていました。世の中のお母さん方はこれを乗り越えてきたというのだから、強いなあと思いました。つわりって見た目にはわかりにくいし、周りに気づかれにくい。ましてや妊娠は病気じゃないとも言われる世の中なので、我慢してしまう人も多いのかなと思います。

 

 

 

でも絶対に我慢しないで!周りに頼って!大袈裟すぎるくらい甘えて良い!と私は言いたい。つらいと言う話を聞いてもらうだけでも、救われるものです。。

 

 

 

2週間が経過し、札幌へ無事帰宅。つわりも多少落ち着いてきて、地元の婦人科でエコーをしてもらいました。初めてみた私たちの赤ちゃんはすでに人のような形をしていて、感動し涙が込み上げてきました。

 

 

 

辛い時期を一緒に乗り越えてくれてありがとう。

 

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お読みいただきありがとうございました。