アラサー妊婦、オランダへ移住🇳🇱

備忘録。すべてが未知の挑戦です。

妊婦生活。子宮筋腫、切迫。

 

 

今回は子宮筋腫を持ちながら妊娠し、その妊娠期間中の出来事を書き留めます。

 

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私は20代の頃、若さゆえに大した病気になどかからないとたかを括っていました。最初に某アパレル企業でアルバイトから社員になり、それからは年1の健康診断が会社の補助で受けられました。

同世代もいたし、年齢層様々な方達と働く環境にあったことで会社から案内が来ると自然と普段の会話がその話題になったりするので、予約して受診する流れが当たり前でした。今思うとすごくその環境自体、恵まれていたなあと思います。

 

 

ですが私は特にその時体調が悪いわけでもないし、20代だし、若いし、健康診断を受けても異常なしって出るはずだから正直、面倒暗いなあくらいのかなり甘い考えでいました。ですがその職場環境のおかげで25歳くらいまでは毎年の健康診断と2年おきに無料で受けられる子宮がん検診に行っていました。

 

 

20代後半で転職したのですが、そこでは健康診断が35歳以上から受けられる規定になっていました。ですがその職場では圧倒的に20代が働いていて、健康の話など出るわけでもなく、健康診断がないことを疑問にすら感じていませんでした。

そんな当時の私が2年に一度の子宮がん検診の案内が来たとしても忙しさにかまけて、何かと理由をつけて行かなくなるのは言うまでもありません。

 

 

そして30代になり、妊娠発覚と同時に子宮筋腫が見つかったのです。

 

 

幸い、筋腫の場所は妊娠中赤ちゃんに問題のないところだったことがなによりの救いでした。無症状で気づかなかったと言うのもありますが、それまでの自分の考えの甘さを激しく後悔しました。その後先生に説明を聞いたのですが、筋腫があると妊娠しづらい、生理症状が重たくなるなど普段の生活に様々な悪影響が出ますし、筋腫は薬を飲めば治るようなものでもなく、大きくなったら手術が必要なものになります。子宮を全摘出したという話も珍しくはありません。

 

 

筋腫ができることを防ぐことはできません。なので出来ることなら、年1で定期検診をし、小さいサイズで早期発見するのが一番かと思います。妊娠に伴うホルモンの影響で大きくなることもあるそうです。私も妊娠初期の筋腫発見時には6cm、それが妊娠中期で9cmと大きくなっています。妊娠していなければ6cmの段階でかなり大きい方で、すぐに何かしらの処置か手術が適用されます。

私は出産後、ホルモンの影響で小さくなるかもしれないので、とりあえず産後様子見です。。。

 

 

そして妊娠中の筋腫による体への影響ですが、最初は妊娠5、6週の頃でした。まだお腹が大きくなっていない時期なのに、子宮の左側がぽこっと硬いものが外側から触れるのです。そしてその頃はつわりで食べる量が少ないからか、便秘気味になり、お腹が張っている感覚が強い上に、筋腫も同じく張っていて痛い。。。姿勢を真っ直ぐにすると痛いので、常に少し前屈みで生活していました。

 

 

次に妊娠6ヶ月くらいの、赤ちゃんの成長が著しい時期です。当然お腹もみるみる大きくなっていった時期ですが、お腹の張りも合わせて強く出るようになり、仕事をしている時は前屈みでなるべくお腹を動かさないように行動したり、寝返りを打つ時ですら痛みを感じました。さすがに異常だと思い、産婦人科へ連絡し急遽みてもらう事になりました。

 

 

いつものように経腹エコーと、妊娠初期に行っていた経膣エコーによりお腹の張り具合をみてもらいました。一番痛かったのは、受診前日の夜で、次の日の午前中に診察だったのですが、その頃には自覚症状が薄くなっていたので自分では大丈夫かもなと思っていました。ですが、先生に診てもらった時も張っている状態だと言われました。自覚症状がないお腹の張りということに一気に不安になったのを覚えています。その日以降は張り止めの薬をもらい8時間ごとに飲むよう指示をもらい帰宅しました。

 

 

お腹が張っている状態とは、子宮がぎゅーっと収縮している状態です。ひどい時は硬くなっているのが外側から見てもわかるくらいになっていました。妊婦さんにとっても辛い状態ですし、赤ちゃんにとっては居心地の悪い環境ですよね。これがひどくなるといわゆる『切迫』と言われる状態になります。

それもこれも検診にしっかり行き、子宮環境を良くしておけばここまで辛くなることもなかったのかなと反省しております。

今後はしっかり検診に行きますし、周りの人にはお節介おばさん的なポジションで話題を投げ続けていきたいです。

 

 

お読みいただきありがとうございます。