オランダ渡航準備。フライトチケット購入。
渡欧前の準備について書き留めておこうと思います。
今回はフライトチケット購入について。まずは国際線。
オランダへの行き方は大きく分けて2通りです。片道で購入するよりも往復で購入する方が安いと思います。また、ツアーを利用する手もありますが、今回はホテル予約が必要ないので個人でチケットのみを直接購入する方法を考えます。
◉東京(成田)、大阪(関空)からの直行便を利用する。
片道約11時間30分。
現在週に4本、1日1本。往復15〜30万円ほど。
価格が安い順に、
①LIGHTプラン
・手荷物×1(12kgまで)のみ無料。
・キャンセルの場合、フライトバウチャーで払い戻し。
・日程変更可能は差額分を払えば可能。
②STANDARDプラン
・手荷物×1 +身の回り品×1(計12kgまで)+受託手荷物×1(23kgまで)無料。
・キャンセルの場合、フライトバウチャーで払い戻し。
・日程変更は差額分を払えば可能。
③FLEXプラン
・手荷物×1 +身の回り品×1(計12kgまで)+受託手荷物×2個(各23kgまで)無料。
・キャンセルの場合、フライトバウチャーで払い戻し。
・日程変更は差額を払えば可能。
ということで、荷物の量に合わせてプランを選べば良い感じです。①、②の価格の差はさほど無いのですが、③は時期によってはかなり高くなっていたりします。また、行きと帰りでかなり料金の差が出ていたりもするので、細かくチェックすることも重要です。
また、今回KLMオランダ航空から直接チケットを購入する方法をとっていますが、サイトはオランダ語、英語、日本語で見ることができ、サポートデスクも東京、大阪にそれぞれあるので全て日本語で対応可能です。ちなみに機内は基本英語のみでの対応です。
ちなみにKLMサイトにはオランダ入国の際に、入国72時間前までのPCR陰性の検査結果を持参するように記載がありましたが、大使館のホームページを確認したところ、今現在日本はハイリスク国とみなされていないため、検査は不要です。サイトからダウンロードできる健康チェックシートの記入が必要とのことです。ですが出国ギリギリでそれも変更する可能性があるため、こまめに情報収集は必須です。
私がよくチェックしているのは、在オランダ日本大使館のHPです。
nl.emb-japan.go.jp
1、2日のタイムラグはあるものの、日本語で最新情報を配信してくださっているので、とても助かっています。
◉複数の空港を経由するトランジット便を利用する方法。
直行便よりも往復価格が6、7万ほど安く収まる事もある。
所要時間18〜24時間ほど。空港間乗り継ぎまでの待ち時間がかかる場合もあり。コロナで減便しているのでスムーズに乗り継ぎができるものを発見できたらラッキー。
また、ハイリスクに認定されている空港からトランジットで入国する場合はPCR検査結果を持参していないとダメなど、オランダ側のルール、日本側のルールをそれぞれ大使館などの最新情報を下調べしておく必要もあります。
向かい方は何通りもあり、日程に余裕のある方は到着地までの道のりも含めて旅行として楽しむこともできますよね^^
今回はコロナ禍での移動であるため最短距離、リスク軽減を考え直行便を選択します。
早割などもないですし、渡欧前1ヶ月を切っていたとしても料金に変動がなく利用する人も少ないためか、いつチケットをとっても料金が変わらなかったこと、発送荷物代を節約するためにフライト時にできるだけ荷物を持っていきたかったので、③のプランを選択することになると思います。
また、成田空港もしくは関西国際空港から11時05分発の1本のみとなります。なので国内線の早朝便で新千歳から飛び立つ方法もあるかと思い探しましたが、国内線の便数も大幅に減便しており、最速でも12時台の到着となるため前日入りする必要がありました。
期待していたホテル独自で実施している無料シャトルバスも利用者が少ないためか休止、もしくはホテルから空港までの送り便のみ運行などホテル探しはかなり苦労しました。ちなみに関空に併設されているカプセルホテルもコロナで休業中です。
また、近隣のホテルまでは自分で行くとして、空港内のコインロッカーに1日640円(24時にリセット)でスーツケースを預けておくこともありかなと考えてみたり。。。なんとか往復無料シャトルバスが運行されているホテルを見つけて、格安ホテルを見つけたいと思います。
次に国内線についてです。
今回私にとって最も重要なのは受託手荷物をどう安く料金に組み込むかということです。
こちらは3つのプランの中から選択します。利用人数が少ないためか、料金はギリギリでも最安値から購入可能みたいです。
①シンプルピーチ
・手荷物×1個(7kgまで)のみ無料。受託手荷物などは有料(1個1800円)。
・フライト日程変更は、手数料3000円払えば可能。
・キャンセル有料。
②バリューピーチ
・手荷物×1個(7kgまで)+受託手荷物×1個(20kgまで)無料。それ以降の受託手荷物追加は有料(1個1800円)。
・フライト変更手数料無料。
・キャンセルには手数料1,100円払えばフライトバウチャーで払い戻し可能。
③プライムピーチ
・手荷物×1個(7kgまで)+受託手荷物×2個(各20kgまで)無料。それ以降は有料(1個1800円)。
・フライト変更手数料無料。
・キャンセル時、無料でフライトバウチャーへ払い戻し可能。
今回は②のプランに追加受託手荷物料金1,800円をプラスして、スーツケース大×2個を持っていく計画です。空港まで荷物を持って行ってしまえば重くてもカートがあるし、なんとかなるかなぁと甘い考えではあります^^;
あとは当日あまりにも天候が悪くない限り、飛んでくれるはず。万が一飛ばなかった場合は・・・その時考えます!
ツアーを利用するのではなく、自らチケットを取るということはトラブル時の対応も自分で全て行わなければなりませんが、多少のリスクは付き物と諦めています^^;何か起こったとしても後悔ではなく、それも含めて楽しかった、良い経験をした、と思えますように・・・
お読みいただきありがとうございます。
妊婦生活。妊娠18週〜性別発覚〜
今回は私たちのジェンダーリビールについて書き留めたいと思います。
私の通院している産婦人科では、毎回の妊婦検診で2Dエコーと4Dエコーをしてくれて、最長で3分間録画してもらえるシステムでした。もちろんエコーを見慣れていない初めの頃は何がなんだかわからないまま先生の説明を聞いていたのですが、これも数回繰り返していき、赤ちゃんも人間のらしいシルエットになるにつれて素人の私でも何となくわかるようになってきました。
実は数日前に性別がわかる事を楽しみにし過ぎたのか、自分が出産する夢を見たんです。生まれた直後なのにその子は大きいリボンをしていて、女の子が生まれたよ〜と周囲に報告している夢でした。だからきっと女の子だよ!!などとパートナーや家族と話していたところでした。ですが、前回の診察では「男の子かもしれませんね。」と先生が一言。
それから次回の検診まで、先輩ママたちの話を聞いたり、男の子ママのSNSを見たり、ワクワクしながら過ごしていました。私の家系は女が多く、小さな男の子がどんな遊びをするのか、どんな行動をするのかなど正直全然わかりませんでしたが楽しみなことには変わりありません。
そして待ちに待った妊娠18週での妊婦検診。
先生「性別まだでしたよね〜?えっと・・・・・女の子ですね。」
私「ん?」
?が浮かぶのと同時に、私は自分の顔がにやけるのを我慢できずにいました。女の子と聞いて、正夢だったんだ!夢の中のあの子かも!と思い、嬉し過ぎて先生の説明にもちょっと興奮気味に返答していたと思います。何を説明していたのかは正直記憶にありません。
性別の診断が変わることはよくあることらしいので、まだ確定ではないとは思いつつも女の子であれば絶対買おうと決めていたユニクロのミッフィー柄のベビー服を仕事帰りの母に買ってきてもらうようにお願いしました。ピンクと白の2色セットで、長袖なので実際に着ることができるのは1年後くらい後にはなりますがまた一つ楽しみが増えました。私の父親に伝えたときは「やっぱりな!そうだと思ってたんだ。」と謎の発言^^
そしてパートナーにはその日のスカイプで伝えることになっていました。
事前に周囲へどのような発表がいいか相談していて聞いたのは、ジェンダーリビールケーキやオムライスを作っていたり、専用のバルーンを購入したりと様々な方法があることを知りました。今は離れていてパートナーと一緒に食卓を囲める訳ではなかったので、私は後々一緒に住んだ時に飾って置けるようなものが良いかなと考えました。
オランダのストロープワッフルが入っていた伝統的な柄の缶に早速購入した洋服を畳んで入れておき、蓋を開けたときに性別がわかるような仕組みにして、それとオランダ滞在時に赤ちゃん用に購入した黄色のミッフィーのぬいぐるみを添えてみました。パートナーは割とクールな人ですが、その時ばかりは内心ソワソワしていたと思います。
女の子とわかった瞬間、男の子だろうと話していたから戸惑っていましたが、ニヤケ顔が隠しきれていなかったのを私は見逃しませんでしたよ^^性別がどちらにせよ元気に生まれてきてくれるのを祈るばかりですが、この素敵な瞬間を与えてくれた赤ちゃんに感謝です。
お読みいただきありがとうございます。
妊婦生活。新型出生前診断について。
先に言うと、今回は私の主観100%でちょっと暗い重たい内容になります。
妊娠発覚からというもの、毎日ネットで自分と同じような週数の人のSNSを見る検索魔になっていました。なかでも妊娠15週あたりから自費で受けることができる『出生前診断』を受けるかどうかの時期は、特に情報に敏感だったと思います。
私の通院している病院では、『クアトロテスト(母体血清マーカー検査、費用25,000円くらい)』の説明が最初の助産師さんとの面談でありました。ダウン症候群(21トリソミー)、18トリソミー、開放型神経管奇形の可能性を調べる検査になります。
検査方法は、母体から少量の血液を採取するのみで10日ほどで結果がわかる仕組みです。仮に陽性だったとしても、可能性があるというのみで断定ではありません。
高齢出産の方や、流産などの経験がある方以外は助産師さんもそこまで積極的にお勧めはしないと仰っていて、現段階では特にお医者様から気になるような診断を受けた訳でもありませんでしたが、やはり気にはなってしまうものです。。
ましてや、海外での出産・子育てを考えていた私はなるべく不安を解消し渡欧したいという気持ちがありました。
ヨーロッパでは出生前診断は割とメジャーな検査項目で、通常の診察に組み込まれている国もあるらしいです。パートナーにも相談しましたが、最終判断は私に任せるとの事でした。兄弟や友達にも相談しましたし、ネットで体験談をたくさん調べたりもしました。
そして受けるか否かを決められないまま検査期間が過ぎ、結果受けることはありませんでした。正直、検査を受ける事で私自身がただ安心したいだけなのかもしれない。そんな自己満足のために検査をして仮に陰性だった場合、きっと私は安心する。でも安心するって、なんで?我が子なのに、赤ちゃんは悪くないのに、陽性だったら愛することができないの?
検査を受けることで『可能性』が『事実』になってしまうことに耐えきれなかったのかもしれません。
ただ今回の決断に後悔はしていません。私にとってお腹の中にいる赤ちゃんは既に愛しい存在であり、どんなに体が丈夫な子を産んだとしてもそこがゴールではなく、どう向き合って子育てしていくかが大切なことという考えに至ったからです。
もちろん、検査をすることに対して否定的な意見を持っているわけでは決してありません。クアトロテストによって、赤ちゃんの疾患の可能性を早期発見する事ができ、生まれてくるまでの準備期間を設けることのできる素晴らしいものであることは間違いありません。妊娠期間は妊娠発覚の時点で既に2、3ヶ月が経過しており、生まれてくるまで半年とちょっと。本当にあっという間です。限られた時間の中で最大限の準備をしてあげたいと思うのはきっとどの親も同じですよね。
考えても考えても、結局どちらが正解なのかはわかりません。。。全ての赤ちゃんが無事に生まれてきて、幸せに育つ世界が来ることを願うばかりです。
お読みいただきありがとうございます。
オランダ生活 〜ビールレポート〜
今回はオランダ滞在時に飲んだビールを書き留めたいと思います。
完全なる個人的な感想なので、好みや感じ方の違いはあるかもしれませんがよろしければご覧ください^^
パートナーと私はお互いビールが大好きで意気投合したところも付き合うきっかけです。滞在中は基本的に家ご飯だったのですが、毎日1ビール飲むことも1日の楽しみの一つでした。
オランダ産のビールもあるのですが、オランダのスーパーではドイツやベルギービールが主に並んでいます。
私自身は基本的にどれも美味しく飲むのですが、唯一黒ビールは少し苦手です。ドイツビールは割と味が濃いものが多くクセがあると感じます。それに比べてベルギービールは口あたりも軽く、日本のビールに近いものを感じ好んで飲んでいました。
特においしかったBEST 3 をご紹介します。
BEST 1
『LA・CHOUFFE』原産国 : ベルギー 度数 : 8.0%
ラ・シューフと読みます。こちらは本当に飲みやすく、ちょっとフルーティな味がします。価格もお手頃のため、常備していくくらいお気に入りでした。パッケージも可愛いですよね。
BEST 2
『CORNET』 原産国 : ベルギー 度数 : 8.5%
コルネです。パートナーおすすめビールです。飲んだ時にふわっと甘い香りがして多少苦味が残りますが飲みやすいビールです。日本で見つける事ができたらラッキーかもしれません。
BEST 3
『Leffe』 原産国 : ベルギー 度数 : 6.5%
レフ(ブロンド)。スーパーなどでたまに安売りされているのを見かけました。上位2つよりちょっと価格は安価です。同じシリーズのブラウンビールもあるのですが、クセがある感じなので個人的には苦手でした。。。強めの味が好きな方は気にいるかもしれません^^
これ以外にも美味しいビールはきっとたくさんあるので、飲めるようになったらガンガン飲んでレポートしたいと思います。
また、オランダのスーパーではアルコール度数が10%を超えるものもたくさん置いてあります。割と飲みやすく、日本では置いているところも少ないと思うので、機会がありましたらぜひ一度試して頂きたいです。
お読み頂きありがとうございます。
国際結婚。〜外国人の名前登録について〜
今回は国際結婚するにあたり、自分の名前、パートナーの名前、子供の名前は日本でどのように登録するのだろう?という疑問をまとめていきます。
まず、外国で婚姻届を提出したとしても、その事実は日本の役所に自動的に伝わることはありません。自分たちでそれぞれの国で婚姻届を提出する必要があります。私たちの場合、オランダでパートナービザ取得後、コロナが落ち着き次第挙式を挙げ、婚姻届を提出し正式に夫婦として生活していく予定です。(パートナービザを取得した時点で、オランダでは婚姻関係にあるのと同じ効力を持つことになるそうです。一定期間の生活には困ることがなさそうです。)
日本はこのパートナーシップで制度が認められていない為、日本国籍の私が出産した場合、法律上未婚で出産することになり子供も日本国籍しか取得できない事態を回避するため、出生前胎児届を提出する方法を取りました。その際に父親欄へ名前などを記入するのですが、ミドルネームを持っていることの多いオランダ人の名前をどう記入すれば良いのか迷いました。
私のパートナーはミドルネームを2つ持っています。自分の親や祖父母、親戚から名前をもらうことが伝統的だそうです。
『①名(名前)ファーストネーム、ファミリーネーム + ②ミドルネームA + ③ミドルネームB + ④姓(苗字)ラストネーム』
基本的にはこの形です。
ですが日本にはミドルネームを登録する概念がありません。よって2つのパターンで登録が可能だそうです。
☑️ミドルネームを省略して登録する。
『④姓(苗字)+ ①名(名前)ファーストネーム』
→②、③は登録しないということです。
☑️ミドルネームも含めて登録する。
『④姓(苗字)+ ①名(名前)ファーストネーム+ ②ミドルA + ③ミドルB 』
記入の際は、
氏/④ 名/①②③となります。
→ただし名前の欄はスペースを空けずに記入する場合と、1マス空けて記入する場合と異なる場合がありますので、確認が必要です。
また、ミドルネームを持たない日本人の私の場合、結婚しても基本的には夫婦別性のままです。同じ姓にする場合は新たに手続きを申請する必要があります。もちろん変更した場合、パスポートや運転免許証その他もろもろを全て変更する必要があるため、個人的には夫婦別性の方が楽。。。と考えております^^;
仮に婚約後、名前を変更するとなると、
☑️自分の苗字をなくし、相手の苗字で登録。ミドルネームあり。
①『ミドルネーム+ラストネーム+ みか』
②『ラストネーム+ミドルネーム』+ みか』
☑️相手の苗字で登録。ミドルネームなし。
『ラストネーム+ みか』
☑️両者の苗字を登録する場合。複合姓(ダブルネーム)。※家庭裁判所への申し立てが必要。
①『ラストネーム田中 + みか』
②『田中ラストネーム + みか』
③『ラストネーム + 田中みか』
この3つとなります。
名前1つ変更するにしてもこんなにパターンがあることに驚きました。一概にどれが良いとは言えないですが、パートナーの方と話し合ってみるのも楽しいかもですね^^
渡航前、最後の年末年始の写真。北海道では大晦日からおせちを食べるのが伝統です。
お読みいただきありがとうございます。
妊婦生活。妊娠11週〜15週。
妊婦生活のあれこれを書き留めていきます。
札幌に戻り近くのクリニックでの初診の時点で妊娠10週。またその際に子宮筋腫も見つかりました。
特にマイナートラブルもなかった為、恥ずかしながらあまり婦人科へかかったことはありませんでした。今回は運が良く子宮筋腫の場所が妊娠、出産には影響がない場所でしたが、子宮の中側にあったりすると赤ちゃんがうまく育たなかったりすることもあるそうです。まだ20代だからってどこかたかをくくっていた自分に激しく後悔しました。
すでに大きさは6cmになっていました。これが妊娠によるホルモンで大きくなったものなのか、もともとの大きさなのかは経過を見ていないのでわかりませんが、これ以上大きくなれば産後、注射か手術など何かしらの処置が必要になるそうです。そしてこれは今後の妊娠生活、石のように硬くなり妊婦を苦しめる一つの要因になりますので、皆様どうかどうか防げるトラブルは未然に回避を。。。
話は変わり、『つわり』の経験談です。私はどちらかと言うと吐きづわり?だったのかと思います。と言うのも、吐いてしまえばその時は楽になるのかもしれなかったのですが、それ以上に吐き癖がついてしまうことに恐怖があり食べること自体が怖くなってしまいました。帰国後、日本で食べたいものはたくさんありました。でも大好きだったものすら食べられない、美味しく感じられないというストレスは仕方のないこととは言え、本当に辛かったです。そこにも向けることのできないイライラのせいで少し泣きました。
飲料部門では、
『100%オレンジジュース、アップルジュース、アクエリアス、カルピス(炭酸)』がOKでした。
普段は水、お茶など甘い飲み物は好んで飲まないのにこの時は不思議とそれらは全く受け付けることがで来ませんでした。
食品部門では、
『野菜スティック(付属のマヨソース)、ソーダアイス、ゆで卵、スナックパン』がOKでした。
普段から温野菜などは好きで良く食べるのですが、味付けはポン酢などさっぱり系を好み、マヨネーズは嫌煙していましたが、この時期はこれじゃなきゃダメでした。ソーダアイスは栄養こそあまりないですが、お腹に溜まることなく食べた感を得ることができるので常に切らすことなくストックしていました。基本、上記のものでもちょっと食べただけで満腹感が押し寄せ、気持ち悪さにつながるという地獄のループでした。あと続に言う、グレープフルーツや梅干しなども私の場合は当てはまりませんでした。
結局、つわりのひどい時期は妊娠15〜16週まで続き、それからの妊娠生活通して今もずっと胃もたれに悩まされています。お医者様曰く、こればっかりは耐えるしかないと。。。もちろん、水分すら受け付けなくなるようなら点滴などの対処はしてくれます!あくまで私個人の体験談です!さらにお腹が空くという感覚も妊娠中は不思議と一度も感じることがなく、赤ちゃんのために3食を義務感で食べていると言った感じです。
あとは、まだお腹もそんなに出てきていないはずなのですが、ウエストや下着の締め付けが個人的には少しでもあると辛かったです。ただゴム部分が触れているだけでも不快感があるような感じです。なので、ゴムの緩いブラトップやウエストゆるゆるのマタニティデニム、できることなら下着も何も着ないでワンピースだけで一日中過ごしたいくらい、胃のあたりが敏感に反応する違和感が続きました。
帰省直後から仕事復帰することができましたが、通勤にバスと地下鉄で約1時間。特に特に帰りのバスは混み合い、バスの中で30分ほど立ちっぱなしです。赤ちゃんがお腹の中にいるということは、見た目こそ変わりませんが想像以上に体力を消耗し、予期せぬ不調を引き起こします。車酔いもしやすい時期で乗車途中、何度も吐きたくなる衝動をなんとか抑えながら通勤していました。
幸い、実家住みのため車で母に迎えに来てもらいながらフルタイム勤務していました。でも今振り返って思うのは、あの時期は今まで通り働くことに意地になりすぎて、赤ちゃんのことを考えられていなかったなぁという反省の気持ちです。妊娠してるけど、変わらず働いている自分かっこいいじゃんくらいの完全に自己満足でした。もしやり直せるなら、変なプライドなんか捨てて時短勤務にしてもらう、通勤時間をずらしてもらうなどの対処を願い出るべきだったと思います。後悔先に立たずとはこの事。
妊娠してから4ヶ月が経過した時点では、気持ちも下がり気味でした。赤ちゃんはもちろん大切で可愛い気持ちでいっぱいですが、二度と妊娠はしたくないとすら本気で思ってしまいました。ただそんな気持ちは徐々に大きくなっていくお腹、胎動を感じる日々がくれば薄れていき忘れてしまうのが不思議です^^;
そんな妊娠4ヶ月でした。私の通っている産婦人科では毎回4Dエコーをしてもらえます。妊娠14週目のエコー写真。この時点で男の子かもね〜?とお医者様はおっしゃっていました。
お読みいただきありがとうございます。
妊婦生活。妊娠発覚〜妊娠10週
今回は私の妊娠に至るまでの経緯を書き留めたいと思います。
オランダ滞在も2ヶ月が過ぎましたが、気温30度以上の夏はほぼ経験したことがない雪国育ちのため、連日35度のオランダはとても身体的にも厳しくて、夏バテとはこのことか。日本食が恋しくなってきて胃が受け付けないのかな?くらいにか思っていませんでした。でもお米、アイス、果物は美味しく食べることができたので数日ほぼそれで過ごしていました。
ですが普段遅れたことがない生理が1週間来ていないことに気づき、パートナーに相談したところ、お互いに動揺していましたが冷静にまず検査をしようと言ってくれました。結果は、はっきりと陽性。今後のことを考えると不安もありましたが、少しタイミングが早まっただけと考え私たちは新生活、出産に向けて前向きに歩き出しました。
自分の計算では発覚時、計算では妊娠5、6週。日本では初診の時期ではありますが、オランダでは8週以降が通常で、もし行ったとしても時期早々で帰されると聞いたからです。
オランダ滞在中にパートナー側の家族には伝えしました。何度か家に泊まらせてもらっていたので、顔馴染み。オランダ語はまだよく聞き取れないし、話すことはもっとできないですが、すでに家族として優しく迎え入れてもらっている感じは伝わって来ていたし、みんな祝福してくれました。勝手な思い込みかもしれませんが、オランダ人はとても家族間のつながりを大切にする人種だと思います。
今後オランダのパートナービザを取得し、出産前までに私のオランダ移住を成功させようと話し合いました。異国の地での生活、初めての出産で嬉しさや楽しみも、そして不安もありますが、私たちが同じ場所にいて、生まれてくる子供を迎えることがいま最も重要であり、協力的な家族のサポートもすでに実感しているので、不安はあれどことを決めました。
とは言え、妊娠発覚時の滞在でビザ申請は手遅れのため、一時帰国はしなければなりません。加えてコロナ禍の為、帰国してからは空港検疫、2週間の自己隔離が義務付けられていました。帰りの飛行機も30人程度しかいなく、検査もスムーズに進められ、事前に予約していたタクシーに乗り、ウィークリーマンションで2週間待機を過ごします。
初めての妊娠でとても不安だったため帰国してから帰国者相談センターへ連絡しました。待機中に産婦人科を受診できるもなのか問い合わせましたが、その時点では妊娠8週、まだ緊急を要さないとの判断。出血や腹痛などない限り、受診はできないと言われてしまいました。考えてみれば当たり前ですよね。。でもこの時誰かにこの状況を聞いてもらうだけでも安心しました。私にとっては妊娠初期の1日、1日がとても長く感じたのです。
幸い、そのような不調なかったので待機後に札幌へ帰省してから地元の婦人科で初診をする事になりましたが、待機中のつわり症状が本当に孤独で辛かった。。。
時間だけはあったので、「妊娠初期」「つわり」「流産」の検索魔にはなってしまうし、精神的にまいってしまっていました。世の中のお母さん方はこれを乗り越えてきたというのだから、強いなあと思いました。つわりって見た目にはわかりにくいし、周りに気づかれにくい。ましてや妊娠は病気じゃないとも言われる世の中なので、我慢してしまう人も多いのかなと思います。
でも絶対に我慢しないで!周りに頼って!大袈裟すぎるくらい甘えて良い!と私は言いたい。つらいと言う話を聞いてもらうだけでも、救われるものです。。
2週間が経過し、札幌へ無事帰宅。つわりも多少落ち着いてきて、地元の婦人科でエコーをしてもらいました。初めてみた私たちの赤ちゃんはすでに人のような形をしていて、感動し涙が込み上げてきました。
辛い時期を一緒に乗り越えてくれてありがとう。
お読みいただきありがとうございました。